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魂のうた、いのちの旅 (徒然編)

魂のうた、いのちの旅 (徒然編)

2001年4月





2001.4.20.

10年以上勤めた印刷会社を辞めて1年経った。
昨年の4月20日付で辞めたのだが、
そのことだけを思うと、この一年は実に長かったように思う。
歳をとると時の流れが速く感じるようになるというが、
会社員生活をしていたあの日々は本当に遠い昔のように思えるのだ。
利益を追求し、成長する事、大きくなる事を追及し、
同業間での競争は激化の一途。労働時間は一向に短くならず、
みんな何のために働いているのか、はっきりと目的を
言える者がどれだけ居たか。企業の論理、会社社会の論理に
飲みこまれて、人間としての生活、生きることの意義などを
実感できている人間がどれだけ居たか。
自分が大量生産、大量消費の片棒を担いでいるように思え、
この地球を壊していく作業を意識せずして手伝っているように感じ、
このままで良いのか、と思った。自分は何をしているんだ?
世の中、要らないものが多過ぎる。自分はその要らないものを
作りだし、また、その要らないものを売る手伝いをしている。

会社を辞めよう、と思った。

何か生産、消費に関わるような仕事は辞めようと思った。
自分が辞めたからといってこの社会の進んでいる方向が
変わるわけでもないけれど、自分はその方向を向きたくない、と思った。

人に対するサービスをしよう、と思った。

離婚して二人の子どもたちと暮らすようになって、
子どもを取り巻く社会環境というものが見えてきた。
保育・教育環境。子どもと関わる部分での社会の姿。
本来、健やかに、伸びやかに、心豊かに育まれるべき子どもたち。
未来に希望があふれているはずの子どもたち。
大人たちや社会から守られるはずの子どもたち。
現実はどうか。子どもたちを取り巻く環境には深刻なものがあると思った。
このままで良いのか?良いはずは無い。ではなんとかしよう。

保育の道を歩もう、と決めた。

自分一人が子どもたちのためにと立ちあがっても
何も変わらないかもしれない。でも、そう思って立ちあがらないで居るよりは
一人でも立ちあがったほうがどんなに微力であっても、どんなに少しであっても
前に進んでいると思い、頑張ろうと思っている。


2001.4.11.

宿題しなさい、と私。
「え~っ」と子ども。
そうやねえ、いややねえ、宿題なんて。
お父さんは子どものとき宿題してたかなあ?
いやいやながらも宿題をする我が子達は
ほんとに素直なんでしょう。


2001.4.10.

できるだけ叱りたくない。
けっこう当たり前のように叱るけど
実はそれは大人の勝手な都合だと
いうことが実に多いのだ。
でも本当に叱らなければいけないことは叱る。
人を傷つけるようなことは
見過ごすわけにはいかないと思う。
単に言うことをきかないから叱るのではなく、
何故叱るのかを考えながら、叱るべきことで
叱るべき時に叱ることが出来たらいいのに。
なかなかそううまくはいかない。


2001.4.1.

3月は結局2回しか書いてなかった。
もっと書かなければね。
話は変わって、今日は4月1日。
エイプリルフール。
嘘をついても良いって?
なにそれ?誰が言い出したの?
私はエイプリルフールがきらいだ。
もっとも今はもう誰もそんなこと言わないか。


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